【お香レビュー】RATHNAM'S フローラを焚いてみた

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約15本前後入 インド製 燃焼時間40分程度

赤いメタリックのパッケージに金色の文字。インド香の特定のジャンルを知る人ならピンとくるかもしれないそんなデザインです。
そう、あのサイフローラをトップとして異彩を放つ強烈系ですね。

何がどう強烈かというと、かなり甘めのフローラル系の匂いに更に甘い安息香系の香りを遠慮会釈なくぶち込み、更にマサラ特有のオイリー感たっぷりに練り合わせた匂いといえばなんとなく判ってもらえるでしょうか。
匂いのブレンドの問題で多少ではないスカトール臭も発生していて、その時の体調と気分によってはかなり悪い方の匂いに感じることもままあります。
細かく説明するのは憚られますが、敢えて書くなら「たっぷり芳香剤を噴霧した公衆トイレの匂い」。

よくショップなどでインドの雑踏の匂いと表現される事もありますが、これなかなか捻った書き方で、なんとなくエキゾチックな異国情緒を連想しがちですが、実はインド人って日本とは比較にならないくらいエチケットが悪く、その辺の壁に平気で粗相したりするんですよね。そうした臭いが屋台のスパイスの匂いや人いきれの匂いに混じって一種独特の噎せ返る臭気を醸し出すわけですが・・・。
この手の強烈系のお香って意図してかどうかはわからないけどそれっぽい匂いなんですわw

ということで上匂いですが、上匂い自体は少しツンとするロータス系の化粧品に甘い安息香樹脂を練り込んだような雰囲気。この時点では強烈系の気配はあれど、まだその真の姿は見えません。

これを焚いてみると、強烈系としてはかなりおとなしい部類とは言え、安息香の饐えた甘さが前に出てきてフラワー感と結合し、ちょっとアンモニア的な匂いをバックに従えた樹脂系の匂いに。
おそらく大半の日本人の感覚には合わない匂いでしょう。
正直私も1本焚いてもういいやって思いましたw

ただ、繰り返し言いますが、これは強烈系の中ではおとなしいと言いますか、むしろ雑魚の部類です。サイフローラとかパキーザは更にストロングで、1本焚けば数日間は家の中がインド臭に包まれる危険な罠なのでご注意ください。


マニア向けのお香なので敢えて採点はしません。




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