【お香レビュー】くつろぎや さくらのお揃えを焚いてみた

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夏よりは冬が好きと普段から公言している自分ですが、流石に今年の冬の寒さは厳しいです。
なので、少しどころじゃなく気が早いですが桜の香りのお香を焚いて春の気分を感じてみようという次第。

今回はこちら。伊勢はくつろぎやさんの「さくらのお揃え」です。
いわゆる御当地系のお香ですね。

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中身はこんな感じで、3種各5本ずつの計15本入り。
右側から「お屋根桜」「御衣黄桜」「神苑の桜」となります。

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それでは上匂いです。
まずは神苑の桜から・・・。

第一印象は柔らかい石鹸系の香りで、頭のなかに浮かんできた光景は桜というより温泉。温かい感じがしてこれはこれで良いんですけど、桜・・・?


続いて御衣黄桜です。
こちらもやはり石鹸系なんですが、少しグリーン系の香りが混じっていてキリッと引き締まった感じの香りがします。


そしてお屋根桜。
これもまた石鹸系で、他二種に比べるとやや甘みが強めな感じですね。熟した果物のような、芳醇な感じがあります。

どれも割りといい香りですが、あんまり桜っぽさは感じられません。もっとも、安価な桜の香りのお香にありがちな取って付けたような花の香りではなく、どことなく馥郁とした味わいを感じるのでこれはこれでアリかも。




それでは焚いてみます。
まず神苑の桜。

えーと、焚くと石鹸感はやや控えめになって、桜餅のような香りに変化しました。微かにクマリン系の香りがあり、自分の好みにかなり近いところを突いてきてます。



うんうん。
気を良くして御衣黄桜行きましょう。

こちらはグリーンフローラルと言った感じで、神苑の桜に比べるとさっぱりとした香り。桜の花の香りもしっかり感じ取ることが出来まして、おそらく多くの人がイメージする"桜のお香"といった感じ。



ラストはお屋根桜。

これは神苑の桜からクマリンを抜いて、代わりに肉桂(シナモン)を効かせたような香りです。
でもなんとなく桜の花の香りを感じる・・・。上匂いに比べると甘さはそれほどでもないかな。




3種3様、異なる桜をイメージしていてなかなか面白いお香でした。
個人的な好みで言うと神苑が一番好きですが、そこは人によって変わってくる所なので、絶対これが良いと言うような話ではありません。
まだまだ寒い日が続きそうですが、寒さの合間のちょっとだけ暖かみを感じる日にお香を焚いてみるのもいいものです。

この記事へのコメント

  • ゆらり

    おはようございます。
    さすがの厳しい寒さもそろそろ٠٠٠と思わせる、2月も早くも末となりました。
    あのベタ暑い夏でさえ“ゆく夏を惜しんで”と様々催しがあったりするのに、冬だけが惜しまれずに往くんですね。静かな長い夜、凛と張った空気感、私には冬が往く時が一番惜しまれてなりません。

    「さくらのお揃え」、以前ご紹介いただいた朴のお香のようにバリエーションがあるのも魅力的です。桜の花自体にはあまり香りがないのに塩漬けした葉の香りは神経を目覚めさせるような心地よい刺激が素敵ですね。あの香り成分をクマリンということ、貴ブログで教えていただきました。

    くつろぎやさんのお香は以前「春の香」「みず」などレビューされておられましたが、いずれ劣らぬ出来映えのようで、試してみたくなります。
    ご紹介ありがとうございました。
    2018年02月25日 08:16
  • こう

    ゆらりさんこんにちは。
    最近ようやく春の気配が感じられるようになってきましたが、しかし山の方を見るとまだまだ山頂辺りは白い雪をかぶったままという何とも言えない時期。
    ですが、梅や木蓮などの早春の花木が賑やかになってくる時期でもあるので、紅葉の頃と並んで好きな時期でもあります。

    桜のお揃え、なかなかいいですよ。
    くつろぎやさんのお香は程よいカジュアル感がありつつ、京都の老舗系ほどイキってない、ちょうどいい塩梅を体現している気がします。

    そろそろ春から初夏向けの香りグッツを注文する時期。今度は何にしようかカタログ見ているときが一番楽しい土曜の昼下がりです。
    2018年03月03日 14:45