【お香レビュー】バリナチュラル アップルを焚いてみた

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10本前後入り インドネシア製 燃焼時間30分程度

久しぶりのインドネシアのお香です。インドネシアというか、バリ島ですね。
ひところはリゾート地として名を馳せていましたが、最近は本島からの出稼ぎ労働者が増えてトラブルも散見されるようになってきた事もあってか以前ほどの穏やかな南洋の楽園のイメージは無くなってきた感があります。
ともあれ、お香です。
バリ島のお香はインドやアメリカのお香がチャコールを固めた軸にオイルを浸潤させて作っているのと違って、木の粉を固めたものにオイルを浸潤させて作られています(何の木かはわからなかった)。
なので、焚くと独特の焚き火のような素朴な香りがベースに漂うのが特徴。この香りを素朴で味わいがあると見るか、焦げ臭いと見るかで評価が大きく変わってくるお香でもあります。また、活性炭ほど吸着力が無いので香料の香り立ちも穏やかです。



では上匂い。
素材の木粉由来の木質系の匂いと、仄かにりんごの香り。りんごといっても鮮烈な感じではなく、バスクリン的な香りですが、香り自体が穏やかなのでなんだかほんわりとした優しい感じがありますね。



これを焚いてみると、バリ香独特の焚き火の匂いに乗って、バスクリン系アップルの香りが柔らかく漂ってきました。
焚き火の匂いに関してはチベット香なんかを焚いたことのある人ならわりと馴染みやすいと思います。
アップルの香り自体はかなり穏やか目なので、お香からある程度離れると(7-8mくらい)ベースの焚き火の匂いに負けてしまう程度ではありますが、普段押し出しの強い香りのものばかり焚いているのでたまにはこういう優しい香りもいいかなって思えますね。
実際オイルはケミカルだと思いますけども、香り立ちにケミカル感があまり感じられない事もあって、なんだか牧歌的な気持ちになれます。

また、着火時に黒煙が全く出ないのも良いです。そう言えば以前自分で椨粉練ってアロマオイル入れてお香を作った際も点火時の黒煙は出なかったので、もしかするとあの黒煙の正体はチャコールを固める成形剤か、もしくは火持ちを安定させるための助燃剤が燃えたものかもしれません。


留意点としては、お香の軸の太さが均一ではなく中には随分太いものも混じっていますので、先にお香たての穴と現物合わせをして、太い場合穴の大きさに合わせて削るなりする必要があります。火を付けてしまってからあわてて削るのは火傷の危険もあるし灰が落ちるのであまりよろしくないです。

インド香に比べると全体的に素朴で、また油脂的なニュアンスも無いので個人的には結構好きです・・・が、くっきりした香りが好きな方には合わないかもしれません。


おすすめ度★★★★☆

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