【お香レビュー】熟練職人のお香・ラサインセンスを焚いてみた

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25本前後入り インド製 燃焼時間65分程度

インドはマイソール地方にあるチベット人工房で製造されているというお香です。マイソールといえば良質の白檀の産地として有名ですね。
以前は国内の数店舗でのみ販売されていたお香ですが、輸入を手がけていたある販売店さんが色々あって唐突に閉店してしまって以降は完全に入手不能となってしまったある意味レア品。
香り的にはブータンのチミ香に近いと言えば近いのですがチミよりもやや野趣を感じる仕上がりになっているのでチミで代替出来るかと言うとそうでもなく。
チベット系のお香は工場で大量生産するインド香と違って個人商店レベルでのハンドメイドで作られているものが大半で、それだけに仕入れは製造者と販売店主との個人的な繋がりに頼るケースが多いみたいなだけに何らかの理由で入荷が途絶えてしまうとそれっきりになってしまうんですよね。



では上匂い。
説明し難いタイプの匂いなんですが、一言で言うと「落ち着いた匂い」。何やら乾燥した薬草を捏ね上げたような匂いなんですが、特徴となる尖った部分が皆無なんですよね。
甘いでもなく辛いでもなく青臭いでもなくただただひたすら落ち着いた香り。



こちらを焚いてみると、白檀をベースにほのかに辛味のある柔らかい香りが。
クローブやカルダモンも入ってそうですが主張するほどの量ではなくてあくまで香りのアクセント程度。
やっぱり「落ち着いた香り」としか表現できないんですよねえ。
ただ、落ち着いていると言っても重い香りではなくむしろ香りは軽快です。焚いていてしんどいと感じる部分は全く無くてチベット香としての出来はかなりいい部類です。香りを構成する要素の全てが適切で癖が無いので誰でも受け入れられるタイプの香り。

何とかまた国内で購入できる様になってほしいお香です。


おすすめ度★★★★★

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