【お香レビュー】香家荘 正老山盤香を焚いてみた

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48コイル入 台湾製 燃焼時間1時間程度

老山は中国文化圏に置けるインドはマイソール地方のこと。有名な高品質の白檀が採取される土地です。
日本でもマイソール産の白檀を老山白檀と呼ぶことがあり高級な白檀の代名詞になってますね。

で、そんなマイソール産の白檀を名前に冠したこちらのお香、台湾のお香の中では比較的お求めやすい価格で台湾香入門に丁度良さげな感じです。


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お香はコイル型と呼ばれる蚊取り線香の様な形。意外と小さくでかわいい感じ。
1巻だいたい15センチ長のお線香2本ぶんくらいの長さだと思われます。
2巻を組み合わせて1枚にしているので取り分けるときには注意が必要ですね。結構折れやすくて乱暴に扱うとバッキバキになってしまいます・・・が、折れやすいというのはそれだけつなぎの糊剤(椨粉やシナ粉)が少ないということでもあります。粘りの強い椨粉多めに入れると結構固くなりますからね。



上匂いは結構しっかりとした白檀ですがふくよかさはあんまり感じられず、老山白檀かどうかは微妙なところ。仮に老山白檀だとしても樹皮に近いあまり等級が高くない部位のような気もします・・・が、オイルでなんとかかんとかして無理やり香りを水増ししたような香り立ちではなく、結構素材のまんま。素性は悪くなさそうです。



こちらを焚いてみますと、ほんの少し荒っぽい感じはあるけどかなり素直な白檀を感じます。やや渋みが無いわけでもないですが、それはそれで香ばしい感じにも思えて価格を考えれば十分アリ。
例えるなら大香木白檀に多少おこげ風味に振ったような。いい感じ。
かなり好みの香りですねこれは。

ただ、このお香購入したのは6年くらい前です。香木類は年々価格が上がってきているため各国のお香メーカーはコスト計算しながらレシピを少しずつ弄っているのが現状。例えば上に揚げた大香木白檀も、今年製造されたものと5年くらい前に製造されたものでは多少なり香りに違いがあると言います。大香木に限ったことではないんですけどね。
そういう状態ですから、自分の手元にある製品と現在販売されている製品とでは素材の配合比率や等級は変わっていると思って間違いないでしょう。もちろんメーカーは研究を重ねて基本的な香り立ちの輪郭自体は変えないように努めていますが・・・。

ともあれお安いので機会があればお試ししてみるのもいいと思います。

おすすめ度★★★★★





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