【お香レビュー】鳩居堂 草花の香りライラックを焚いてみた

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右は大きさ比較用の使い捨てライター

20本入り 日本製 燃焼時間10分程度

春の終わり頃から梅雨時期にかけて薄紫の花を咲かせるライラック。
この時期に満開となる百日紅となんとなく似てますが百日紅はミソハギ科、ライラックはモクセイ科で別種です。
花の香は化粧品のような落ち着いた雰囲気とゆるい甘さ、ちょびっとだけ土の匂いといった感じで、生暖かい梅雨時の空気によく馴染む香りでもあります。

で、今回は鳩居堂さんのライラックですね。同メーカーの製品は漢薬を使った伝統系のものは幾つか試しましたが、花の香系ははじめて。
果たしてどんな仕上がりか気になる所。




まず上匂い。甘いライラックの芳香は感じられますが結構な比率で和のお線香的な香りもします。といってもスパイシーな感じではなく孔官堂さんの松竹梅みたいなおばあちゃんのタンス的な匂い。
ライラック自体割とお線香によく使われる香りなこともあって香り自体の取り合わせは悪くないんですけど、香水香の様な透明感のある香りではありません。というかむしろお線香感濃厚。



こちらを焚いてみると、予想したほど線香っぽくはないもののライラックの香も鮮烈という程でもなく、落ち着いた感じの香りがほわーんと漂う程度。
精華堂さんのこぼれ花に近い方向性ですが、こぼれ花に比べると香りのトーンが抑えめで多少高級感があるというか、玄関やリビングなんかにも馴染むタイプの香りかも知れません。
お香自体短くて短時間で燃え尽きるので、どちらかというとさっと焚いて残り香を楽しむタイプのお香と思われます。煙もやや多めで香りの拡散力は強めですしね。

おすすめ度ですが、これという欠点はない一方で押し出しもさほど強い訳でもなく、「買って失敗することはないけどコスパ含めて積極的にこれを選ぶ動機に欠ける」といった感じ。
香水系よりも和寄りの香りが好きという方ならお気に入りになるかな・・・?

おすすめ度★★★★☆

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