【お香レビュー】DOMA アガル31ヒーリングインセンスを焚いてみた

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約20本入り ネパール製 燃焼時間50分程度


ドマハーバルインセンスはネパールに本拠地のあるお香メーカーで主にチベットのレシピに従ったお香を製造販売しています。
今回のお題は現地では薬香として扱われるお馴染みアガル31。



早速上匂いですが、ほぼ無臭。
もともとチベット香は華やかな香りとは無縁のジャンルですが、それでも素材の薬草や樹脂の香りはします。特に元から強い匂いを発する素材を使用しているなら尚更・・・なんですが、この製品に関してはほとんど香りなし。
ちょっと意外ですね。




こちらを焚いてみると、アガル31にしてはずいぶんまろやかな香り立ち。アガル31ってもっと野焼きのような朴訥な香りが最初に来るものなんですが。
気になって注意深く嗅いでみると、どうもムスクっぽい香りがまろやかさを押し出していて、その向こう側に素朴なアガル31の香りが見え隠れしている感じ。このパターンは初めてです。

で。

ここで気になることが一つ。
ムスク系の香りで当たりの柔らかさと高級感を演出するのはまあいいです。しかし現在天然のムスクはワシントン条約で流通自体が禁止なので、高級な香水からお安いお香や車のエアフレッシュナーに至るまで化学合成ムスクが使われている現状を踏まえると、このお香のムスクも当然合成ムスクとなります。
曲りなりに薬香であるアガル31を名乗る製品に合成ムスクを使用するのはいかがなものか。
もちろん薬香の効能なんて露程も信じてないしそういう用途で使う訳でもありませんが、合成物を混ぜるのは当地の伝統をないがしろにしているような・・・。

自分は添加物や香料を否定はしませんが、一応無添加がウリ(明記されてるわけではないとは言え)のチベット香に添加物を入れるのはあまり感心しません。なので評価は以下の通り。

おすすめ度★★☆☆☆






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