【お線香レビュー】梅栄堂 名香好文木を焚いてみた
約80g入 日本製 燃焼時間30分程度
梅栄堂さんの看板商品であるところの好文木です。
商品の位置づけ的には玉初堂さんの香樹林とか、あの辺り。デイリー系ですが、毎日香よりは上のグレードと言うやつですね。最近はBEAMSとコラボしたバージョンを発売したりしてちよっと攻めの姿勢(笑)。
では上匂いですが、基本ベースは堀川系の、白檀と肉桂の甘い香り。インドのお香にナグチャンパ系という一つのパターンがある様に、堀川は日本香の基本パターンの一つと言えそうです。
ただ、あくまで堀川系というだけであって、梅栄堂産独自のアレンジもかなり入っていて独自性はかなり強いです。数多ある堀川系の中でも個性が強い部類と思います。
具体的には堀川よりもやや漢薬が主張していて、生八ツ橋というか、和菓子的な雰囲気。漢薬と言っても辛味のあるものは入ってない模様。
こちらを焚いてみると、ややドライな甘い香りが立ち上ってきました。
伝統的な香りなんですが、どことなくプラム的なニュアンスがあって、それが堀川系の香りに混じって時折ドクターペッパー的な表情になってみたり(自分でも何言ってるかよくわからん)。
香り立ちはどちらかと言うと軽め。軽いと言っても香りが弱いという意味ではなくて、それなりにしっかり香るのですが、香りが滞留せずにすっと消えていく感じ。同等級の香樹林と比べると、香樹林はわりと残り香の主張が強めで良くも悪くも尖った部分があるんですけど、こちらはそれが無いというか。
わりと香りがこってりしてる梅栄堂さんにしては珍しいパターンです。
程よい伝統感もありつつ、今の時代に合わせたライト感もあると言うことで、非常に使い勝手のいい香りに思いました。普段使いに最適ですし、花やフルーツなどのカジュアル系から伝統系に一歩踏み込む際のエントリーモデルとしても最適に思います。
ガチの伝統系をお求めの向きには少し物足りないかもしれませんが、そこは価格なりということで。
おすすめ度★★★★☆
この記事へのコメント
今日のお題は「名香好文木」。
好文木は梅の異称だそうですが、梅は梅栄堂さんのトーテム、「好文木」シリーズも「飛び梅」も梅の薫りではないのにどことなく梅を感じさせるような気がします。
ドライでプラムで堀川でドクターペッパーというのは正直イマイチよくわかりませんが(失礼、私は薫りの引き出しが少ないので)、多くのかたに好まれそうなほどのよい薫りかと。
今年も残すところ2日となりました。
昨年は冬のお香ベスト10をあげてくださいましたが、1年を締めくくるとき、あるいは新しい年を迎えるとき、こう様が焚かれる特別な1本は何でしょうか。
“この1本”のレビュー、是非お願いします。
どうぞよいお年を!
ドクペ云々は、ドクペの微妙なチェリー風味っぽいものを感じるの意味です。
確かに梅感はあるんですけど、青梅の瑞々しさではなくてよく熟した梅を煮込んだ梅ジャム的な甘さに感じに思えたので、あえてそういう表現した次第。
今年のベストですかー。
やりたいんですけど年末年始仕事が詰まってて年内は難しい感じです。ベスト1は波の象で不動なんですけどね。来年の始動に何か企画ができればいいんですけどどうなることか。
ともあれ本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
それでは良いお年を~
今のところ白檀朱雀にしようかと思ってますが日香さんのかたりべ白梅が常備品なので梅ジャムっぽさのある好文木シリーズも気になるところ…
いっそのこと弟にドン引きされつつルンビニでも焚こうかしら(笑)
確かにそうですね。好文木もなかなかいいですよ。
ただ、好文木はシリーズと言いながら全部香りの方向性が違うようです。私も最初それでビビり散らかしてしまいました。
看板の名香好文木は甘い梅風味の堀川系ですが、家伝は辛い生薬がバキバキに効いた沈香系ですし、白檀好文木はちょっと説明が難しい個性的な白檀です。第一印象は黒色火薬の香り(笑)。
ルンビニ、ねじり香ですね。ちょっと甘い安息香が効いた香りでしたよね。意外とアリでは・・・?と私個人は思います。弟さんにはありがたいお釈迦様の故郷のお香だと言う事にして・・・(汗)