ようやく出会えたリアルな金木犀の香りのお香!だが・・・
【奥野清明堂 花の旅 キンモクセイの香り】
徐々に気温は下がってきているものの湿度が高めでいまいちすっきりしない昨今。皆様お元気ですか。
さて今回も金木犀です。旬間近ですからね。今やらずしていつやるかって話ですよ。
そんなわけでお題は奥野清明堂さんの金木犀です。割と地味なポジションなので見落としてたぜ。
では上匂い。
びっくりした。
これキンモクセイじゃん。めっちゃキンモクセイ。これまで試した金木犀のお香はジャスミンだったり果物だったりしましたけどこれはそれらと一線を画するキンモクセイ感。
箱を部屋に置いているだけで室内キンモクセイ。今までの探索?はなんだったのかと言いたくなる。
と、ちょっとどころじゃなくテンション上がりましたが、鼻に近付けて吟味すると香彩堂さんの金木犀に近いゼラニウムとかの香りが出てくる。リアルさから離れる。
しかし香り成分が少し拡散した状態だとリアル金木犀。
なのでブレンドによる再現のレベルが高いという話であって、本物のキンモクセイの香りをそのまま封じ込めたという訳ではないようです。
それでもこの香りは感動ですね。
では焚いてみます。
うむ。
上匂いで感じた感動は・・・薄れました(苦笑)。上匂いのハイレベルなキンモクセイ感はだいぶ減って割と一般的な花系ブレンド+柑橘の金木犀のお香という感じの香り。
これはこれでミニマルで清潔感のある香りですけどね。第一印象が良すぎただけに些か肩透かし感も否めません。まあ上匂いだけでも感動できたのだから良しとしますか。
このお線香、焚くよりも芳香剤代わりに部屋の隅にでも置いておく方が楽しめるかもしれませんね。
で、気になった点ですけど、いわゆる古式ゆかしい微煙香なので煙はほとんど出ませんが、微細な粉末状の灰になります。香炉灰に立てて焚く用途ならば全然OKなんですけど香皿だと風で灰が飛びやすいという微煙香特有の欠点はバッチリあります。また、微煙香なので香り立ちも穏やかでキンモクセイ特有のむせかえる様な濃厚さはありません。
ここもちょっと欠点。
上匂いの香りを焚いても維持できていたらこんな欠点余裕で消し飛んだんですけどね。うーん、残念。
という事でお香/お線香というより芳香剤としての利用ならばほぼ完璧。焚香を含めると若干マイナス、そんなお品でございました。
まあ、上匂いだけでも「えっ、もう金木犀咲いたの?」と勘違いさせてしまう香りは今までになかったので、そこは大いに評価しています。
キンモクセイは人気の香りだけに各社次々と新製品を投入してくる激戦区。この花の旅を超える製品も数年うちに出てくるかもしれません。そんな香りの進化を感じさせてもらいました。
おすすめ度★★★★☆
この記事へのコメント
中々気軽にお香が買えませんので、レビュー非常に参考にさせていただいております。
今年は眠犬様に触発されてキンモクセイのお香を焚き比べていますが、メルトフレグランスのAUTUMNがかなり鮮やかで再限度高かったので、もしよければ是非お試しください!
メルト!オータム!今年初めころパッケージイラストがしれっとHPに出てておや、この商品は・・・?と思っていたのですが発売されたんですね。是非近いうちに試したいと思います。
情報感謝です。